どーもー!ろくまるです!
このページ辿り着いたあなたは発達障害について今から調べる段階ですか?
それとも色々調べながら辿り着いたのでしょうか?
色々調べた方にとっては重複になると思いますが
発達障害とは
・注意欠陥多動性障害
・学習障害
この3種類のことを言います。
今回は広汎性発達障害について発達障害の嫁と長年付き合う中で感じたことを踏まえて
書いていきます。
1.広汎性発達障害と自閉症スペクトラム障害について
2013年以前は広汎性発達障害は
- 自閉症
- アスペルガー症候群
- 小児期崩壊性障害
- 特定不能の広汎性障害
- レット障害
の5つに分類されていました。
しかしながら現在①から④までは自閉症スペクトラム障害として1つに統合されたことから
広汎性発達障害と自閉症スペクトラム障害はほぼ同じとされているそうです。
次にどのような症状なのか嫁を事例に挙げていきます。
まず一般的に言われている広汎性発達障害の症状とは
この2つになります。
でもこれだけ見ると、え?私も苦手だから当てはまるかも…
と思うかもしれませんので嫁の事例にてどのように苦手なのか書いていきますが
まずは嫁についてプロフィールを紹介します。
2.発達障害の嫁プロフィール
・日商簿記検定2級を大学在学中に取得
・経理として5年間会社で働いていた(地元では誰もが知っている大きい会社)
・趣味はハンドメイド、アニメ、アイドル等
あれ?これだけみたら広汎性発達障害って何なの?
と不思議に思うかもしれませんが、人によって症状に差があるとしても私は発達障害は
「個性」だと考えております。
なので症状の2つに当てはまったからいって落胆することはないのです。
そもそも「普通」とは何を定義にされていますか?
人間は誰しも不完全で完璧じゃありませんので誰しもが発達障害のグレーゾーンだと私は
考えております。
長々と前置きを書いてしまいましたが、次に嫁の事例にて広汎性発達障害の症状について
書いていきます。
3.嫁の広汎性発達障害の症状
対人関係、コミュニケーションについて
プロフィールにも書いている通り、会社にも勤めていたのでコミュニケーションが全くとれず
対人関係が築けない訳ではありません。
嫁を広汎性発達障害の症状に合致させる所以を下記に示します。
・曖昧な表現、説明が理解できない
「適当に」、「軽く」これやっておいてなどの抽象的な指示をした場合に、どのくらいやったら
いいかわからず思考停止してフリーズしてしまいます。
料理のレシピでよく目分量とか適当にとか書いてあると思いますが、こういったものをみて料理
ができません。
・言葉で細かく伝えることができない
頭では理解していても相手に言葉で伝えることが苦手です。
例えば、「○○なのでできません」と伝えることを「無理です」と言ってしまうのです。
このような対応は相手に勘違いされやすく、怒ってるの?言い方がきついと思われてしまいます。
私も当初はそのように思っていましたが、本人なりの精一杯の伝達と知ってからは頭で考えている
ことを言葉で吐き出しやすいように何がどのようになど1つずつ聞いて会話しています。
こだわり、興味のかたよりについて
・料理をするときっちり同じ形に切らないと気が済まない
野菜は形がそれぞれ違うので料理中はかなりストレスが溜まってしまうそうです。
なので我が家で嫁は料理をしません。
・友人関係
小さいころから嫁と波長が合う1人の友達とだけ常に遊んでいたそうで、その子が他の子と遊んで
いる場合は一緒に遊ばずぼけーっとしていたそうです。
大人になるにつれて社交性は少し身についてますが、友人へのこだわりは強いです。
・言葉のこだわり
言葉に対してのこだわりが強いことから冗談が通じないです。
例えば
夫:明日仕事いくのめんどくさいから隕石でも落ちてこないかなー
嫁:え?なんでそんな怖いこと言うの?
夫:いや、冗談なんだけど…
嫁:意味もなく面白くもないこと言わないで(怒)
といったことが起こってしまいます。
今だから笑えますけど最初はびっくりしました。
・興味のかたよりについて
基本的にアニメ→ハンドメイド→アイドル→アニメといったようなループです。
手先が器用で、ハンドメイドはその時はまるものによりますが、洋服を作ったりなどできたものを
見ると毎度びっくりします。
(現在は紙ものにはまっております)
うちの嫁の症状としては簡単な説明ですがこのようなものになります。
4.まとめ
参考程度に嫁の広汎性発達障害の症状から以下のようなことが言えます。
・会話は抽象的な表現を使わずに明確に伝える
(あまり細かすぎると頭がパニックすることもあるのでバランスよく)
・冗談は通じないことが多いので極力言わない
・興味をもったものはとことんやらせてみる
今回は以上となります。
この記事で少しでも発達障害について理解してくれる人が増えると幸いです。
コメント